エレコム SHELLPHA(5ボタン)レビュー|2台のパソコンを、1台のマウスで生きるという選択

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Webディレクターという仕事柄、パソコンを2台以上同時に使う日が珍しくありません。自社の端末と、クライアントから支給された端末。その間を行き来するたびに、小さなストレスが積み重なっていました。

エレコムのワイヤレスマウス「SHELLPHA」5ボタンモデルは、その”面倒”を、驚くほど静かに解決してくれました。

こんな方に読んでいただきたい記事です。

  • 複数のパソコンを行き来しながら仕事をしている
  • 仕事用とプライベート用のパソコンを1台のマウスで使い分けたい
  • デスクの上のガジェットを、少しでも減らしたい
目次

2台のパソコンを跨ぐたびに、小さなストレスが積み重なっていませんか?

複数のパソコンを同時に使うということは、たいていの場合、マウスやキーボードも台数分だけ持つということです。持ち替える。繋ぎ直す。デスクが狭くなる。ひとつひとつは小さな摩擦でも、毎日繰り返せば、それなりの重さになります。

「マウス 2台 切り替え」で検索すると、パソコン切替器(KVMスイッチ)のような機器もヒットします。あれはあれで有効な解決策ですが、今回紹介するのは少し違うアプローチです。マウス本体に2台分の接続先を覚えさせ、スイッチひとつで行き来する。足し算ではなく、そもそも増やさないという考え方です。

貝がらのような丸み。エレコム「SHELLPHA」というマウスの佇まい

SHELLPHA(シェルファ)は、貝がらの丸みとナチュラルな色彩をモチーフにしたエレコムのマウスシリーズです。継ぎ目を減らした滑らかなボディと、カチカチと音を立てない静音スイッチ。木材や白壁のようなインテリアに馴染むことを意識してつくられています。

今回選んだのは、その中でも5ボタンのBluetoothモデル(M-SH20BBSKBK)。側面に「進む」「戻る」ボタンを備え、そして今回の主役である「マルチペアリング機能」を搭載しています。最大2台のデバイスを覚えさせておき、裏面のスライドスイッチひとつで接続先を行き来できる機能です。

数字で見る、SHELLPHAの素性

項目内容
接続方式Bluetooth5.0 Class2
対応OSWindows 11/10、macOS Sonoma14/Ventura13、Android 13/12/11、iOS16、iPadOS17/16、ChromeOS
接続先切り替え対応(Bluetooth:2台)
読み取り方式BlueLED/2000DPI
ボタン数5個(進む/戻るボタン搭載)
電源単3形乾電池×1
電池寿命目安最長約18ヶ月(アルカリ使用時)
重量約75g(電池含まず)
参考価格7,081円(税込)

5ボタンと2台切り替え。「ちょうどいい」を選んだ日のこと

正直に言うと、他社製品とじっくり比較したわけではありません。5ボタンと2台切り替えの両方を備えたマウスの中で、価格帯的にちょうど良かった。それが、SHELLPHAを選んだ理由のほぼすべてです。

ブラウザの「戻る」を日常的に多用する自分にとって、側面ボタンは譲れない条件でした。一方で、横スクロールまでできるチルトモデルは、自分の用途には少しオーバースペックに感じられました。機能と価格の落とし所として、5ボタンはちょうどいい選択でした。

デスクから、もう一台のマウスが消えた日

SHELLPHAを導入して、デスクの上から静かに消えていったものがあります。

  • 2台目のマウス
  • 有線マウスのケーブル
  • USB式マウスの頃にやっていた、パソコンへの都度の付け替え

物理的にはマウス1台とケーブル1本が減っただけです。けれど「付け替えなくていい」という感覚は、思っていた以上に大きいものでした。何かを我慢して減らしたというより、そもそも要らなかったことに気づかされた、という感覚に近いです。

自社PCとクライアント支給PC。2つの仕事を1つの手のひらで

このマウスが一番効いたのは、仕事で2台のパソコンを扱うプロジェクトに入ったときでした。自社のパソコンと、クライアントから支給されたパソコン。その間を、マウスを持ち替えることなく行き来できたのは、想像以上に助かりました。

2台で同じマウスを使えるというだけのことが、これほどストレスを減らすとは思っていませんでした。プライベート用のパソコンとの行き来も同じで、今では「マウスを切り替える」という発想自体を、あまり意識しなくなっています。

電池についても、少し意外な発見がありました。2年間使って、電池交換はまだ1回だけです。公式の目安(アルカリ乾電池で約18ヶ月)と照らしても、体感的にはかなり長持ちしている印象です。

購入前に知っておきたい、たった一つの注意点

完璧なガジェットは存在しません。SHELLPHAにも、正直に伝えておきたい点がひとつあります。

充電式ではなく、電池式だということです。使っている途中で急に電池切れを起こす可能性があります。

対策はシンプルで、予備の単3電池をデスクに1本置いておくだけです。乾電池式ゆえに、万一切れてもコンビニですぐ手に入るという気軽さは、むしろ長所と捉えることもできます。

数字で見る、SHELLPHAの”静かな実力”

このブログ共通の5軸「ミニマリストスコア」で採点しました。

総合スコア:– / 5.0

軸スコア
ミニマリズム度(何個減らせたか)4
タイパ(生産性アップ)3
デザイン性(主張しない美しさ)4
スペック(機能性)3
コスパ(初期投資など含めた金額面)3

総合:3.4 / 5.0

派手な尖った性能があるわけではありません。それでも、2台目のマウス・有線・付け替えという3つを手放せたことが、ミニマリズム度とデザイン性のスコアに素直に表れています。

こんな人にこそ、使ってほしい

複数のパソコンを日常的に使う人、仕事とプライベートを1台のマウスで分けたい人には、価格以上の満足度があると思います。逆に、3台以上を切り替えたい人や、充電式にこだわりたい人には、他の選択肢を探した方が良いかもしれません(本機の接続先切り替えはBluetooth2台までです)。

SHELLPHAは、こんな人におすすめ!

SHELLPHAがおすすめな人

  • 複数PCを日常的に使う仕事をしている人(自社PC+クライアント支給PCなど)
  • 仕事用と私用のPCを1台のマウスで使い分けたい人
  • デスクの上のガジェットを減らしたいミニマリスト志向の人
  • 静かな環境でマウスを使いたい人

SHELLPHAをおすすめしない人

  • 3台以上のデバイスを切り替えたい人(本機はBluetooth接続先の切り替えが2台まで)
  • 充電式マウスにこだわりたい人(本機は乾電池式)
  • 高DPI・高応答性が必要なゲーミング用途の人

よくあるご質問

3台以上のPCには対応していますか?

いいえ、Bluetoothでの接続先切り替えは2台までです。

レシーバーは必要ですか?

PCがBluetooth HOGPに対応していれば、レシーバーなしで使えます。対応していないPCの場合は、別売りのBluetoothアダプターが必要です。

電池はどのくらい持ちますか?

公式の目安はアルカリ乾電池で最長約18ヶ月。私の場合は2年間の使用で電池交換は1回でした。

結論:SHELLPHAは、”面倒”を静かに消してくれる一台だった

SHELLPHAは、派手な機能で語るマウスではありません。ですが「2台のパソコンを、1台のマウスで行き来できる」という一点だけで、仕事の道具として2年間、静かに効き続けています。

デスクから2台目のマウスとケーブルが消え、付け替えという操作自体を忘れられたこと。それが、このマウスを選んで一番良かったことです。

気になった方は、まず公式サイトでスペックだけでも覗いてみてください。

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この記事を書いた人

「心躍るガジェットを、必要最小限に。」をモットーに、機能美と利便性を両立したアイテムを追求しています。
Webディレクターとして10年以上の経験を持ち、数多のツールや機器を使い倒してきました。ガジェットを選ぶ際は、単なるスペックだけでなく、デスク環境への親和性や「生活をいかに効率化できるか」を徹底的に比較検討しています。
失敗を重ねながら辿り着いた、妥協のない厳選アイテムのみをレビュー。30代のミニマリスト目線で、あなたの作業環境をアップデートする情報をお届けします。

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